不整脈
A.Nさん 55歳
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仕事が終わり、遅い昼食をとるためにうどん屋に入りました。
ざるうどんとチラシ寿司を食べていた時です。
急に食べ物が食道に詰まった感じがして、恐怖に襲われました。
息はできるので、「窒息はしないから落ち着け」と、自分を励ましながら帰ろうとしたら、お店の方が心配して、残りの物を包んでくれました。
不安になったとたん動悸が早くなり、頻脈で呼吸困難を起こしかけました。
気分を紛らわせながら家にたどり着きました。
ぬるま湯を少しづつ口に含み、ゆっくりと飲み込んで、胃に到達する感覚が戻るまで続けてみました。
それからは、家族とは別の柔らかい食事を作り、様子を見ながら病院へ。
初めての出来事に、心電図は異常を示し、脈拍は100を超えました。
原因を調べるために、心臓や喘息の薬、安定剤を飲みましたが、さほど効果はありません。
救急病院で、超音波やエコーもとりましたが、異常はありませんでした。
まだ閉経はしていませんでしたが、年齢的にはしっかり更年期です。
いつでも横になれるように仕事と環境を変え、不安を取り除くと落ち着いてきました。
これも更年期障害と、血圧の薬だけで過ごしています。
食事のときは水分をたっぷりとり、柔らかいものをゆっくりと食べるようにしています。
家族には、胃の調子が悪いとごまかしていますが、子供は「歳をとるといろいろ体が変わるんだ」と、いい教材になっています。
夫婦や家族のいたわりが、一番ありがたいですね。
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