みんなの更年期の辛かった症状を聞いてみたい
女性の更年期の辛い症状は、実際に更年期障害を体験した人にしか分かりません。
周りにも理解されにくいとされているこの病気。
特定の症状が出るわけではないので、自分でも判断しにくいかもしれません。
症状がでても「まさか自分が」と、認めたくないといった思いも。
「もしかして、そうかも・・」と思っても、あまり人に聞くこともできず。
ましてや、お医者さんに行く勇気も出ず・・
更年期障害の原因や症状については、少しネットで検索すればわかります。
でも。
実際に体験した人の話が聞きたいと思いませんか?
このブログでは、実際に更年期障害の症状がでた方の「生の声」を掲載していきます。
ご自分の症状と照らし合わせてチェックしてみてください。
更年期の症状だと思わないまま、適切な治療を受けることが遅れたり
誰にも相談できずにうつになるケースもあると言われています。
同じ症状の人を見つけて、病院を受診する踏ん切りがつくかもしれません。
調査によると、更年期障害がある(あった)と自覚したの女性は約50%。
23%の方が、なんらかの治療を受けたそうですよ。
皆さんの体験談を読んで
「苦しんでいるのは自分だけではない」という事も知って、少しでも気分が軽くなれば幸いです。
もしかしたら、改善するためのヒントがあるかもしれません。
更年期障害の原因と症状
更年期とは閉経前後10年くらいの期間のことを言います。
日本人の平均的な閉経は50歳と言われています。
ですので、45歳~55歳くらいでしょうか。
この頃になると急激に女性ホルモン(主にエストロゲン)が減ります。
このことが原因で自律神経が乱れることにより体に異常をきたし、症状となって現われます。
自律神経は、自分の意思で調整できない神経なので、全身いたるところに症状が出てしまうんですね。
ちょうどこのくらいの年齢の女性は、子どもが受験などで大変な時期。逆に子離れによる寂しさ。
介護や家庭の問題。仕事のストレスやご近所とのストレス。
などなど、心にも負担が多くかかる時期でもありますよね。
体の負担と心の負担が絡み合って、症状が重くなることは想像できます。
最近では、無理なダイエットやストレスから自律神経が乱れ、同様な症状がでることもあります。(若年性更年期障害)
更年期障害の主な症状としては次のような事がおこります。
・ホットフラッシュ(ほてり、発汗)
・イライラ、ヒステリック
・太る
・うつ病
・倦怠感、疲労感
・めまい、頭痛、耳鳴り
・動悸、息切れ、吐き気
・冷え
・生理不順
・肩こり、腰痛
・頻尿、失禁
・不眠
更年期障害の検査と治療
基本的には産婦人科を受診しますが、心に関する症状の場合は心療内科を受診します。
ここで詳細な問診や、血液中のホルモン量の検査を行います。
子宮筋腫や子宮内膜症、子宮がんなどの検査を行う場合もあります。
治療法として、お薬の場合は、女性ホルモン補充療法、漢方、低用量ピル、自律神経調節剤など。
食生活を見直すためのアドバイスも行われます。
心の場合は、ストレスを軽くするためのカウンセリングなどが行われます。
サプリメントだとエクオール、命の母、プラセンタ、大豆イソフラボン、ローヤルゼリーなど色々あります。
更年期障害はいつまで続くのか
強い症状が出る期間の平均は、2~3年です。
しかしその人の性格や体質、生活環境など個人差があり明確な期間は分かりません。
症状も軽く1年くらいで終わる人や、薬を飲みながら数年間も症状が治まらない方もいます。
「もしかしたら・・」と思ったら、放っておかずに病院へ。
病院での受診に踏ん切りがつかない人は、「みんなの体験談」を読んでください。
「受診したというだけで、心が軽くなった」という方もいます。